私の18年間に及ぶ整形外科病院と大学病院勤務時には、変形性股関節症による股関節痛の原因は骨や軟骨の変形による股関節の炎症であると考えていました。 しかし、11年前からはじめた筋肉の施術によって、この考え方はほとんど間違いであったことに気づきました。
当時は整骨院で仕事をしていましたが、整骨院まで痛みのためにやっと歩いてきたおばあさんが、帰りは爽快に歩いて帰ったのです。そのおばあさんのお尻が硬かったので、肘で強めに筋肉をほぐしただけです。
そして何より、股関節に炎症は無かったのです。その後多くの患者さんを診てきましたが、ほとんどの方に股関節の炎症はありませんでした。
皆さん"肩こり"や"腰痛"の経験はあるでしょう。あれは筋肉のこりが原因です。炎症による痛みではありません。肩こりや腰痛があって、"尻こり""ももこり"が無いのはおかしいと思いませんか?股関節痛の多くは"尻こり"や"ももこり"だったのです!